読んでほしいひと
脱サラして留学をきっかけに人生を変えたい人
ぬるま湯に浸かってた人生から、留学を通して人生逆転を狙いたい人

今回の記事では、「留学をタイミングに人生を大きく変えたいけど本当に可能なの?」「人生変えたいけど、どうしたらいいか分からない」こんな疑問や悩みの解決になればと思います。

私の過去の経験を元に、大切になる「本質」を語っていきます。

●本記事の信頼性

記事を書いている私は、29歳のときにエリート街道を捨てて脱サラ、フィリピンとオーストラリアの2カ国留学をし、その後セブ島の語学学校に就職、フィリピンスタッフと仕事をし、現在はフィリピン人と協力して事業も作っています。

人生を留学というタイミングを使ってドラスティックに変えてみたいと思う方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

留学で人生は本当に変わるのか?

留学で人生が変わる人

人生を変えるとは何か?

まずはここを定義しておきます。

人生を変えるとは、「いま自分がいる環境を変え、新しいことにチャレンジすること」です。

そしてチャレンジした結果、新しい仕事や人脈、お金、仕事へのやりがい、生きがいをこれまで以上に得ることです。

では、留学を通して人生を変えることができるのか?

結論、留学を機会に人生を変えることは可能です。なぜなら私自身が29歳で留学を経験して人生が大きく変わったからです。

人生の変化(私の場合)

入社7年目まで中小企業の普通の営業マン、マーケティング担当として働いていました。

年収は平均より少し高いくらいの水準で、医療業界だったため比較的安定、でもぬるま湯に使っている感覚でした。そして、

29歳、手に職などない状態で脱サラを決意→留学(フィリピン、オーストラリア)→海外就職(セブ島)→副業でフィリピン人と新事業をつくる(起業)

こんな流れで、わずか1年半〜2年程度で、人生がドラスティックに変わりました。

何故、人生を変えたいのか?

留学生活をキッカケに人生を変えたい、より良くしたいと願うひとは沢山います。

しかし、「何故人生を変えたいのか?」という質問に答えられるひとは少ないと思います。

よく返ってくる回答として、以下が挙げられます。

  • いまの仕事がつまらないから
  • 給料が低いから
  • 職場の人間関係が面倒だから

僕が思うに、これらは人生を変える理由ではなく、いい転職先を見つけたい理由です。

何が言いたいかと言うと、

「自分が理想とする人生や姿、ライフスタイルが現実とは違うので、そのために人生を変えたい」という回答が、人生を変えたい根本的な理由であるはずです。

なので、もし未来の働き方や人生、ライフスタイルにこだわりがないのであれば、もしかすると人生を変える原動力にはならないので、シンプルに転職をする程度でいいのでは?

と思ったりします。

留学で人生変わる人の特徴

留学で人生が変えている人には3つの共通点があります。

行動力がある

留学で人生が変わる人の最大の特徴は、圧倒的な行動力の高さがあるということです。頭のいい悪いではありません。むしろ頭でよく考える人は、考えすぎて行動しない理由を無意識的につくってしまったり、悩んで思考停止になることがよくあります。

行動すると人生が変わりやすい理由は、行動することで新しい発見、気付きが得られるからです。発見や気づきは興味をそそり、ワクワク感を募らせるでしょう。そういったものが見つかれば、高いエネルギー量で、さらに新しいことにチャレンジするきっかけを生み、いいスパイラルが周り始めます。

また新しい人との出会いが起こり、それが人脈になり、ビジネスや転職のキッカケになることもあり得えます。

実際に私も、留学中に現地の日本人に積極的に話しかけたり、「将来起業したいです〜」なんてことを語ったりしていました。コロナで失業したときも、「よし新事業をつくろう」と、なりふり構わずとりあえず行動しました。

行動することで、新しい出来事が起きていきます。

なので行動力は一番大切な人生を変える要素だと思います。

決断が早い

たくさん行動をしてチャレンジしていくことも大切ですが、そこにひとつ付け加えたいのが、「早く決断する」ということ。

留学は時間が限られています。短い人では2週間の程度のひともいます。

この限られた時間の中で、出会いやチャレンジの機会は必ずあるはずです。その機会にめぐりあったときに「やるか、やらないか」「参加するか、しないか」「食べるか、食べないか」「声をかけるか、かけないか」

こういった選択を迫られたときに早い決断を下したほうが、チャンスを掴む可能性が高くなります。

私がオーストラリアに1年有効のワーホリビザで渡航中に、フィリピンで働いてみないか?というオファーを頂いた経験があります。当時、まだビザは半年近く残っていましたが、1日だけよく考えて即決しました。

「いま判断を遅らせたら、海外で外人と英語を使いながら働くチャンスはないと思う。」そう思ったので、やってみるという早い決断をしました。

実際に英語力には自身はありませんでしたが、

やらない後悔より、やる後悔。を選択したほうが、人生を変えたいと思うならベターです。

時間とお金を投資できる

最後に大切なのは、時間とお金を投資することです。

特に時間。留学を通じて人生を変えられている人は、時間をしっかり投資しています。投資しよく行動しながらよく考えています。

本当に人生を変えたいと思うなら、留学中に不毛だと思う飲み会や誘いは断り、英語の勉強や、意味のあると思うものにだけ参加をするべきです。

時間とお金には限度があります。限られた資源をどう割り振るか?

これによって留学後の人生が変わり始めるのか、全くかわらないのか分かれ道になるところです。

留学で人生変わらない人の特徴

留学で人生が変わる人

ここからは、留学しても人生があまり変わらず、いわゆる普通の留学生で終わるパターンです。

人生を変えたいと願うのであれば、ぜひとも真似をしないで頂きたいと思います。

言い訳が多い

このパターンのひとは留学に限らずですが、全てのことにおいてチャンスを取り逃してしまうタイプの人です。

やったことがあることに言い訳するならまだしも、やったことないことに言い訳をするのは、チャレンジするのを恐れている証拠かもしれません。

チャレンジしてやってみると、意外といい発見があったり出会いに恵まれることはよくあります。

自分の軸がない

自分の軸がないというのは、つまり他人の意見に従ってしまうということ。自分がやりたいこと、やりたくないことをはっきりさせると自分なりの軸が生まれます。

やりたいことがなければ、やりたくないことだけでも明確にすると、自分なりの判断軸を持てるはずです。

このようにして判断軸を持つと、不要な誘いを断ることもできるし、やりたいことに時間とお金を集中投資できるのでオススメです。

わたしもよく流されやすい性格でしたが、29歳社会人経験7年間の積み重ねがあったお陰で、自分なりの判断軸をもって、社会人留学生活を遅れました。

なお、私のような社会人経験がある人への留学をおすすめする理由は、社会人に留学をオススメする4つの理由の記事でも語っています。

どう在りたいかが分かっていない

こちらは補足ですが、自分が将来的にどういう姿でありたいか?という大きな話です。

ビジョンやwillとか言われたりする部分です。

ここが定まっていないと、目標とするものがないので、努力の方向性も分からない状態になります。なので、抽象的にでもいいでのでどう在りたいか?は自問自答するといいでしょう。

当時、私が脱サラして留学するときにぼんやりと描いていた、在り方(ビジョンやwill)は、

英語を使ってもっと価値観広く、日本以外でも活躍したい。
自分の商品やビジネスを作って、人に感謝されたい。
サラリーマンじゃなく自分の力で稼いでみたい。

2019年3月 脱サラ直前の私のビジョン

このくらいのざっくりとした感じで描いていましたが、この在り方は行動の指針や軸になるので大切だと思います。

私は常に持ち続けています。

なかなか定まらないときは紙に書き出すのもおすすめです。頭の中が整理されます。

留学で人生を変えるための注意点

留学で人生を変えるための注意点

最後に補足で、留学をキッカケに人生を変えるための注意点をお伝えします。

英語ができても人生変わらない

留学を経験して、TOEIC850点くらいとれるようになったりする人はいますが、英語ができるようになったからといって、人生が大きく変わるわけではありません。

私の周りにもそんなに英語できるのに、何でもっと活かしたり、チャレンジしないの?と思います。

折角強い武器を生かさなくては、勿体ないです。

英語ができるようになるだけでは人生は変わりませんが、英語の勉強に加えて、爆発的な行動力と決断力を兼ね備えると人生はドラスティックに変化し始めます。

英語を学び続けると成長していきます、そして勉強以外の行動がプラスすると変革が起きていくようになります。

わたしは、TOEICを受けたことすらもなく、おそらく5oo点くらい、英検は準2級レベルの超普通ですが、行動力と決断力が他人よりも大きかったので、いまのように脱サラしてぬるま湯生活から抜け出せたのだと思います。

留学で人生を変える = 英語の勉強量 × 行動力 × 決断力

今からでは遅いのではという邪念は捨てる

特に社会人経験を数年積んで、30歳を目前にしているひとや、すでに30歳を超えている方の中には「今さら留学しても遅いし、人生変えるなんてできないよ、、」と思う方も多いと思います。

確かに留学というチャレンジをするのであれば早いに越したことはありません。

しかしここまでお話してきた、留学を通じて人生が変わる人の特徴を真似して続けていくと、人生は本当に1年〜2年ほどで変わります。

社会人だからこそ留学生活を有意義に過ごすことが出来る側面はあります。詳しくは、社会人に留学をおすすめする4つの理由で語っていますので参考に。

リスクを考えてしまったり、今の安定を失いたくない気持ちも分かります。でも挑戦しなかったら何も変わらないのは事実。

皆さんの在り方が、いまの人生と違うのであれば是非チャレンジして欲しいと思います。
中には40歳、50歳でも挑戦しているひとは、挑戦していますよ。

人生を真剣に考え、留学生活に一生懸命取り組むと楽しいし、人生がハッピーになっていきます。

今回は以上になります。
この記事が、皆さんの今後の行動を変えていくきっかけになれば嬉しいです。