読んでほしい人:
30代を目前にして、これからこれから留学を考えている人、今留学中、オンライン英会話をやっている人。

「本当に今から脱サラして留学しても遅くないのかな?どうやったら留学を成功させることができるんだろう?」

このような悩みの解決をしていきたいと思います。

「社会人に留学をオススメしたい理由」の記事でも時代背景とともに説明していますので、真剣に留学に挑戦されてみたい方は参考にしてください。

●本記事の内容

  • 30歳でも留学するのは遅くないか?
  • 留学前するべきこと
  • 留学中にするべきこと
  • 留学中にするべきこと

●本記事の信頼性

記事を書いている私は、実際に29歳で脱サラをしてフィリピン留学2ヶ月、オーストラリアのワーキングホリデー8ヶ月を経験しました。現在は海外で英語を使いながら働きつつ、自分でビジネスを作ったりしています。

●前置きメッセージ

私も脱サラして留学するかを半年以上悩みました。いま言えることは、早く決断すればよかったと思います。けれども、30歳を目前にしても留学を通して英語を学び、そこから人生を好転させることができるということを感じています。

この記事を読むことで、社会人留学における成功パターンと、留学後の具体的行動がイメージできると思います。

留学したいけど一歩を踏み出し切れない人のアドバイスになれば嬉しいです。

留学は30歳からでも遅くないのか?

30歳のサラリーマンが留学するのは遅い

今回のメインテーマである30歳を目前にした社会人が、脱サラし留学をしても、遅くないのか?についてです。

結論:30歳の社会人留学は遅くない

断言しますが、30歳からの留学は遅くないと思います。
理由は大きく2つ。

1つ目の理由(社会人なりの経験を積んでいる)

見てきた事、経験して来た事が多ければ多いほど、海外の人の意見や違った角度での物事の見方というのは心の深いところに刺さります。そのようにして広がった視野は社会人留学している人の今後の人生に必ず役に立つはずです。

社会人の場合、仕事の経験をたくさん積んでいます。一日8時間それを数年間に渡り長い時間を仕事に費やしているので、学生よりも物事を俯瞰的に捉えることができるはずです。世の中の大変さも学生以上に知っているからこそ、日本を離れ、外国にいくことで感じ取れるものが数倍にもなります。

私の場合、7年働いたあと留学しましたが、「フィリピンではなんでこんなに街に活気があるんだろう、どうやってこの店は生計を立てているんだろう、もっとこうしたらいいのにな。」
このような発想が溢れかえるほど出てきました。

そしてその感じ取ったことが、今後のキャリアアップや仕事を変えるときの参考になります。

2つ目の理由(社会人は本気度が違う)

社会人は汗水垂らして働いた身銭を切って留学に来ている人がほとんどです。自分の将来にお金と時間を投資しているわけですから、なんとしても回収しようと考える人が多いです。(旅行気分で留学しに来るひとは別ですが、、)

自己投資したものを回収したい、英語力や人脈など何かを手にして帰国したいと思うので本気度が違います。
なので英語の勉強も周りの学生以上に真剣になれるはずです。

実際わたしも、1日8時間の英語の授業を受けていましたが、毎晩復習と予習を繰り返していました。その結果、1年後にはショボい英語ながら海外の人と仕事ができるレベルにまで成長できています。

いまさら英語力がつくのかという不安

これは社会人留学生の共通の悩みです。英語学習に終わりはないと思います。筋トレと同じでやり続ければ筋肉は大きくなるけど、辞めるとすぐ小さくなります。

だから少しづつ続ければ必ずできるようになっていくということです。何か新しいことにチャレンジすることは意外と大変ではありませんが、チャレンジしたあとに「続けることができるか」。これが英語力が身につくかの分かれ道だと思います。

私も継続は苦手と分かっていたので、続ける方法を考えた結果、以下の選択を取りました。

  • 外人と仕事する
  • 外人の友達とチャットや電話する

こちらの具体的な方法は、海外で英語を使って仕事をする方法で解説しています。

これをやると自動的に英語学習の継続につながっていきます。

日本人が英語を習得するためには目安3000時間が必要である。

米国国務省の機関FSIの調査

一般的な日本人の場合、中学高校等で1000時間程度は既に英語学習に触れているので、残り2000時間の学習時間が必要です。毎日1日3時間勉強したとしても2年かかります。だから英語自体を日常に溶け込むようにしていく必要があります。

なので英語を日常に溶け込ませるために、外人と仕事をする、外人の友達をつくるのが効率がいいと考えています。

留学後の将来が不安

大学生で留学に来ている人もそうですが、実は社会人留学をするひとは、学生とは比にならないくらいの不安を抱えています。当時の私も「留学終わったらどうしよう、、」こんなことばかり考えていました。

留学後の未来を明確に考えて留学しにくる人もいます。例えば、以下のとおり。

  • CAに転職するため
  • 国際看護師を目指すため
  • 外資系企業に就職して年収アップを目指すため

しかし、これらの目的を明確にもっているひとはごくわずかだと思います。私もそうでした。

留学前に明確な理由がなくても、社会人ならではの視点を持ちつつ留学中に毎日考えていくことで少しずつ留学後の未来設計が見えてきます。私も海外就職しているひとの事例をみたり、直接人の話を聞いてみたり、行動することによって、現在海外の人と一緒に仕事をしたり、自分で商品やサービスをつくるということができています。

ということで、留学前、留学中、留学後にするべきことを簡潔に解説していきます。

社会人留学の成功パターン

留学前にするべきこと

なぜ社会人を辞めて留学するのかの理由を考える

いまの仕事を辞めたい理由を定めるといいと思います。留学後の未来まで具体的に考える必要はなく、なぜ今の仕事に満足いかないのかの理由ははっきりさせると、再就職の際の判断軸になります。

留学前に描いていた将来通りになる可能性はごく僅かです。将来を考えると足かせになるので、いま留学してみたいと思うのなら、本気で留学にチャレンジすべきです。

あとになって後悔しても遅いので。

文法の勉強は終わらせておく

文法はいくらでも良書があります。日本で優しく解説されているものもあれば、英語で文法を学べる超良書もあります。

ちなみに私は、

  • 一億人の英文法
  • English grammar in USEを使っていました。(かなりオススメ)

このあたりを使っていました。

留学中に文法の授業はありますが、文法を学ぶのではなく、文法を英語を使って先生に説明して文法の理解を深めるのと同時スピーキングを鍛えるというスタンスでやると効率が爆上がりします。

文法を留学してから始めるは時間が勿体ないです。

留学中にするべきこと

インプットとアウトプット

留学はアウトプットが大切だと誇張されますが、インプットがなければ英語を使うこと(アウトプット)はできません。

新しく学んだ表現、文法、単語をインプットするからこそ、アウトプットできます。いつも同じような表現や単語ばかり使っているなと感じたら、インプットが足りていないか、インプットしてはいるけど、使おうとしていない可能性があります。

両輪をうまく回していくといいと思います。

留学後の人生を考え始める

考えるだけだと、「どうしよう、考えても何も思いつかないな、、」という思考停止状態になってしまいますので、ほかの人の事例を調べてみたり、人の話を聞いてみたり、現地のひとと会話をしてみたり、とにかく沢山行動することが役に立ちます。

行動することで、「これやってみようかな、これちょっと気になるな」というものが必ず見つかります。見つかったら、更にその道を決めてみて挑戦するだけです。

身近な人で言えば、語学学校のスタッフにきいて見たりするといいと思います。またツイッターやインスタなどで気になる人にDMを送ってみるのもありかもしれません。

なお私が作っているサービス(Via Talk)の中でも無料相談を承っていますのでお気軽に。

留学後にするべきこと

留学中に繋がった人脈を活かす

留学中に積極的に行動をすれば、何人か今後も連絡を取り合える仲間やビジネスに長けているひと、尊敬できるひととのつながりを得ることができると思います。

実際に、コロナで働いていた語学学校を辞めざるを得ない状況になったとき、そこから新しいビジネを展開できるきっかけになったのは、現地で知り合った人とのつながりです。

人脈が生かされるかどうかは分かりませんが、自分の留学後の人生を好転させるきっかけになりうるのが人脈だと思います。社会人で留学に来ていた人同士が起業したという話も少なくありません。

英語を使い続けられる環境を見つける

英語力を身につけることが留学生の共通点にも関わらず、帰国後に英語学習を辞めてしまう人が多いのも元留学生の共通点だと思います。

理由は、英語を使い続けられるける環境に身をおいていないから。
家でコツコツできる精神力がある人、会社からTOEICの点数アップを求められているなど原動力になるものがあるひとは続けることができると思いますが、そうでない人は環境設計がとても大切になります。

私の場合は、当時セブ島の語学学校で働くという選択を取りました。現地のフィリピンスタッフとのコミュニケーションはすべて英語になるので、英語を勉強せざるを得ない状況に身をおけると思ったからです。

そしてセブが好きで居心地が良かったから。フィリピン人の元同僚とfacebookで繋がったりしているので暇があれば頻繁にチャットや電話をしたりしています。こういった居心地のよさも続ける秘訣になると思います。

というわけで今回は以上になります。社会人留学は、真剣になればなるほど勝率があがると思います。英語と留学をきっかけに人生が好転していくきっかけになれば幸いです。