読んでほしい人
・英語挫折経験者、英語学習に挫折しそうなひと、つまらないなと感じ始めているひと

今まで学校の授業以外で英語学習をしたことがある人の中で、長続きせず結果が出ないまま途中で辞めてしまったり、折角TOEC800点取れた実績があるのに勉強を継続しなかったために、単語を忘れてしまったりする人は多いのではないでしょうか?

今回の記事では、「折角時間とお金をかけて英語を勉強したのに途中で挫折しちゃった」「いま勉強しているけど、長く続けるコツはありますか?」こんな悩みの解決になれば嬉しいです。

●本記事の信頼性

記事を書いている私は、高校大学受験で英語に失敗、社会人になってから挑戦するも挫折。合計で3回英語学習に挫折をしています。そんな私でも、4回目の挑戦で現在2年以上英語学習を継続でき、外国人と英語を使いながら現地で仕事をすることができています。

挫折してしまった人が、再チャレンジしながら続けていく方法、
この先挫折しないようにするための予防策

をお伝えしていきます。

挫折理由その1:学習時間が確保できない

学習時間が確保できず英語を挫折する

英語学習には時間を費やすことが必要です。にも関わらす、学習時間を確保できずに3日坊主。あるいは1ヶ月続いたとしても途中で続くかなくなってしまう人が9割近くいるのが現状です。

学生であれば、部活、サークル、アルバイトを理由にして時間がない状況に陥ってしまいますし、
社会人であれば、上司やクライアントからの依頼、クレーム対応などで残業が続いてしまったり、通勤をするだけでぐったり疲れて家に帰ったら飯食って風呂入って寝るだけ。のような生活では時間を確保できず、継続できません。

でも、英語には学習時間を確保をすることが最重要になります。英語に集中して触れた時間の分だけ英語力がアップします。

解決策1:決まった時間にやる

1日の決まった時間に「英語の学習に時間をあてる」とスケジューリングしてしまうことをオススメします。スケジューリングしてルーティーン化することで、今日勉強するかしないかの心の葛藤がなくなり、スムーズに勉強に取り組むことができます。

疲れていたり忙しかったりすると、後回しにしてしまいがちですが、予め予定を組み込んでおけば自然に机に向かう時間も増えてくるはずです。

STUDY HACKERの記事でも時間を決めてルーティーン化する大切さについて語られてリますので参考に。

生活習慣を固定することが習慣化のコツになり、英語力アップに繋がっていきます。

解決策2:英語を日常に溶け込ませる

英語を日常に溶け込ませるとは、英語が目や耳に入る状況をつくるということです。日本にいてもできる方法を紹介します。実際に私が脱サラして留学する前に、デスクワークをしながらやっていた方法です。

  • グーグルカレンダーは全て英語で記載
  • 1日のto doリストを英語で書いてみる
  • 仕事でよく使う用語を英語変換してみる

社会人で英語を勉強している方には真似てみて頂きたい方法です。私の場合、これで少しずつ英語が身近になっていきました。本業にも支障が出るほどでもないのでオススメです。

カレンダーは毎日見るし、to doリストも毎日書くものなので必然的に英語を使うチャンスが増えます。

挫折理由その2:教科書に沿って勉強してしまう

教科書に沿って勉強することで英語を挫折する

小中高校の英語教育が教科書を使って行われているので仕方ありませんが、日本人は教科書を使って勉強することが染み付いています。

教科書は抜け漏れなく網羅的にまなべるというメリットはありますが、自分のレベルにそぐわない情報が入ってきたり、インプットした情報が実践の場で使われずにそのまま放置され、気づけば忘れているということはよくあります。

このようにして教科書で覚えたことが実践で使われずに、飽きて続かず挫折するパターンはとても多いです。

なので、オススメしたい方法は以下の通り。

解決策:伝えたいことググってメモる

例えば英語の先生と会話をしていたり、外国人の友達とチャットをしていたりすると、これを英語でなんて言うのだろうという瞬間は沢山あると思います。

その他にも、これって英語でなんて言うのだろうというシーンがあります。

こういう状況に遭遇したときに、おすすめしたいのが「その場ですぐにググってメモをしておく」という方法です。メモしたものは頻繁に見返す必要があります。このようにして溜まっていった表現やフレーズが皆さんひとり一人のオリジナルの教科書になっていきます。

自分が伝えたいという欲がベースになっているので、記憶への定着力も早く、また同じことを伝えたいと思うシーンに出くわす確率も高いです。単語帳学習で眠くなることもないです、、

実際にわたしの場合、留学に行って以来約2年間、ほぼ毎日これを続けています。結果、使えるフレーズや単語が増えました。

さらに詳しく、英語を楽しく使うためのコツについての記事で説明していますのでご参考に。

挫折理由その3:実践の場が少ない

実践の場が少ないことで英語を挫折する

教科書や英語の授業で勉強はしたはいいものの、インプットしたものを実践の場でアウトプットすることができず、徐々に英語学習からフェードアウトして挫折する場合も多いです。

留学に行かなくても日本にいながらできる、実践の場をつくる方法を紹介します。

解決策1:交流会に参加する

一昔前までは、日本で外国人と会うことは簡単ではありませんでしたが、今では外国と会うことのできるプラットホームが充実していきています。

具体的なところは以下の通り。

  • meetup(ミートアップ)
  • カフェ英会話
  • Vital English(バイタルイングリッシュ)

しかしながら、語学の習得以外を目的とするひとも結構います。異文化交流や彼氏彼女探しなど、、
また参加する人は皆英語が流暢に話せるとも限らないので、毎回簡単な自己紹介で終わってしまう可能性も高いというデメリットはあります。

日本人とは絡まず、外国人と積極的に会話をすれば、英語を実践的に使う場になります。定期的に参加する必要がでてきます。

継続して参加すれば、英語でコミュニケーションを取り合える友だちが見つかるかも知れません。

解決策2:オンライン英会話をやる

この10年間でオンライン英会話は一般的に認知されるようになりました。また新型コロナウイルスによるリモートワーク、オンラインを通して授業を受けることが当たり前になっており、英語をアウトプットする場としては安価で手軽さが魅力的です。

オンライン英会話以外にも「オンライン留学」という類似サービスもでてきています。詳しく解説しているのでオンライン英会話とオンライン留学との違いを説明しているページも参考にしてみて下さい。

しかしながら、オンライン英会話はあくまでレッスン形式でアウトプットするかたちになるので、実際のリアルな日常会話との違いが出てきてしまったり、レッスンをうける事自体に満足してしまう点がデメリットです。

当サイトが運営するVia E-Talkは友達感覚で外国人と繋がり、チャットやビデオ通話、レッスンも受けることができるサービスでアウトプットの場には最適です。

挫折理由その4:目的が明確でない

学習目的が明確でないので英語を挫折する

解決策:目標を数値化してみる

英語学習に限ったことではありませんが、何かを挫折せずに続けてスキルアップしていくには、目的と目標を定めることが必要です。

英語学習を始めた目的や動機は必ずあるはずです。「海外で働いてみたい、CAになりたい」という具体的的な目的や「なんとなくあったら損のないスキル、英語を話している自分に憧れる」という抽象的な目的でも構いません。

大事なのは、その目的を数値目標に落とし込むことです。例えば以下の通り、

  • 今年までにTOEIC800点を取る
  • 2021年までにIELTS7.0までレベル上げする
  • 3ヶ月間でフレーズ、英単語を6000語増やす

具体的な目指す指標が数値化されることで、軸をぶらさず勉強することで挫折率を下げることができます。

挫折理由その5:成果の実感が沸かない、結果挫折

成果の実感が沸かずに英語学習を挫折する

一人で独学をしていると、成果の実感は得にくいと思います。成長を感じられないと面白くなくなっていまい挫折する可能性は高くなります。

英語学習において成長を実感するにはある程度の時間と労力を費やす必要はありますが、もし皆さんが3ヶ月〜6ヶ月続いたのであれば、少なからず成長はしているはずなので、以下のようにテストを受けてみたり旅行で英語しか使えない場に出向いてみることをオススメします。

解決策1:TOEICなどのテストを受ける

一番手っ取り早く成長を見える化できるのがテストです。

近年では実際に試験会場にいかなくてもオンラインでテスト受講できるようになっているので便利です。問題集を購入すれば費用をかけずに模擬試験として自己採点して点数をみることもできます。

1,2ヶ月勉強した程度だと飛躍的な成果は出しにくいので半年に一度受けるくらいのペースでいいのではないかと思います。

解決策2:一人海外旅行

IELTSのスピーキングテストであれば、会話力を試される時間はありますが、とは言え試験のスピーキング力と実際の外国人との会話には大きな差があります。アクセントに癖のある人や、キレイな文法で話さないネイティブもいたりします。

そこでオススメなのが、海外旅行に出かけて現地の人とコミュニケーションを沢山とることです。ポイントは一人で行くということ。日本人の友達同士でいくと日本語ばかり使ってしまいます。お互い助け合えるのはメリットですが、本気で英語力を試したいと思うのであれば、困ることも沢山ありますが、一人旅をして現地の人とコミュニケーションをことが必要です。こうすることで、いまの自分の英語レベルや、英語を勉強し始めたときの成長具合を肌で実感することができます。

海外旅行だけでなく、長期滞在できるワーキングホリデーなどを活用するのも方法です。

挫折をしないための事前予防策

挫折しないための事前予防策(英語)

最後に、いままで挫折することなく勉強は続けてこれたけど、これから挫折したくない!という方に向けて、挫折しないための事前予防策を実体験をお伝えします。

予防策1:友だちをつくる

英語が流暢に話せる外国人の友達を是非見つけて下さい。外国人の友だちとつながり、コミュニケーションを重ねていくことで英語が伝わることの楽しさを実感します。

ネイティブであるアメリカ人、カナダ人、オーストラリア人、イギリス人、ニュージーランド人、アイルランド人、南アフリカ共和国が理想ですが、
アジア圏で言えば、フィリピン人が圧倒的に英語レベルが高くオススメです。

実際に私も英語を勉強として捉えて続けるのが苦手なタイプだったので、教科書を使った勉強は文法書を1冊やった程度です。あとは留学先で出会ったフィリピン人と友だちになりながらチャットや電話を楽しみつつ学習を続けていきました。

これで語彙力やリスニング、スピーキング力があがり、楽しさを見いだせたので挫折することなく続けられています。

そんなわたしの実体験をもとに、英語が流暢に話せる外人と友だちになれるプラットホームがVia E-Talkです。マッチングアプリでおこる嫌な思いをすることなく、英語のアウトプットをサポートし挫折を予防できるように作っていますので、無料体験でお試し下さい。

予防策2:仕事で英語を使う

もし皆さんがある程度英語を勉強して、日常会話はある程度できるようになったのであれば、なるべく早い段階で英語を使える仕事を見つけることをオススメします。

英語学習者の中には、「私にはまだ仕事にするだけの英語力がない」と言って教科書を使った勉強、TOEIC対策だけをやるひとがたくさんいます。それよりも海外に就職する方法を探し、つたない英語でも英語を使わざるを得ない環境に身を置いたほうが成長速度は何倍にもなります。

もし皆さんが通訳や貿易関連、外資系CAをめざすのであれば、TOEICやIELTSの高得点が必要になるとおもいますが、そうでないのならばつたない英語でも英語を使いつつ働く選択肢はあります。

スポーツの世界やプログラミング学習、営業の業界などでも言われることですが、いくら練習をするよりも実践を積んだほうが成長できます。

英語学習においても、挫折をさけるため、成長を実感するため、早く英語力にあげるためにも、仕事で使わざるを得ない状況に身を置いてほしいと心底思います。

参考にまでに私が、日常英会話しかできないレベルから、英語を使った仕事にありつけた流れをお伝えしている記事があるので参考にされて下さい。

ここまで沢山お伝えしてきましたが、英語を続ける秘訣は、以下の2つの方法に集約されます。

  • 外国人の友だちとコミュニケーションをとって英語を楽しむこと
  • 仕事で英語を使わざるを得ない状況に身をおくこと

いずれかを実践すれば、挫折することなく英語力が身につき皆さんのキャリアアップにもつながりグローバル人材に近づいていくはずです。